私は現在家計簿アプリをマネーフォーワードとマネーツリー(以下カタカナで表記)の2つを利用しています。
はじめにマネーツリーを使い始めました。理由はポイントの管理をしたかったからです。
よく楽天の期間限定ポイントが切れるので、それは楽天ポイントアプリを入れることでポイント期限間近の通知を受け取れるのですが、他のポイントはそのようなサービスがあるのかないのか、TポイントやらdポイントやらPontaポイントやらどんだけあるんだ。
とにかくあふれるポイントを一括で管理できるツールないかなーと思って辿り着いたのがマネーツリーでした。
そのあとマネーフォーワードを使い始めました。理由はマネーツリーがLinePay残高に対応していないこと、アピタピアゴの電子マネーunicoに対応していなかったからです。
マネーフォーワードは有料登録をしました。当面その2本使いをして、良ければマネーフォーワードに乗り換えるかなーと思っていましたが、マネーツリーのほうが良い面もあり、今のところは2本使いを継続する予定です。ただし、マネーフォーワードは有料会員をやめる予定ですが…。
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家計簿アプリはポイントも管理できる
家計簿アプリといえば家計管理とか銀行口座連携とか思いがちですが、ポイントも資産のうち、意外と対応しています。
マネーツリーのポイント確認画面はこのようになっています。スクリーンショットが撮れない仕様のアプリなので別カメラで撮影。
眺めるだけで楽しいのは私だけでしょうかね?貯まった貯まった。何に運用しようかなーなんて。
ちなみにマネーフォーワードの画面はこちら
まあ書いてあることはだいたい同じなので好みの問題でしょうけど見た目が地味ですね。
しかーし、お気づきかもしれませんが、マネーフォーワードの方はポイント有効期限がしっかり表記されていますね(有料版のみ)。これマネーツリーにはありません。
マネーツリーのほうは、ポイントの有効期限が近づいたらお知らせしてくれます(マネーフォーワードも)。有効期限が分かってるんなら表示してくれよと思いますが…
マネーツリーのポイント有効期限お知らせ
さらーに、マネーフォーワードはポイント→円の換金率まで表記されています。あとマネーフォーワードはポイント数ではなくポイントを円換算した数字も表記されています(別画面でポイント数のみも載っています。)これもマネーツリーにはありません。
ビューサンクスポイントが分かりやすいです。マネーフォーワードでは6480円、マネーツリーでは2592ポイントと表記されています。
ポイントは資産なのか?2社のポイントの考え方の違い
マネーフォーワードのほうは、ポイントも円換算して資産額に反映させています。一方、マネーツリーのほうは、ポイントはポイントのみの別管理で銀行口座等の資産額とは合算されません。
ポイント利用履歴の確認ができる
マネーツリーの画面。マネーツリーはポイントごとに利用履歴が確認できます。マネーフォーワードはポイントの利用履歴は見れません。個人的にマイナスポイントです。
マネーフォーワードのほうはポイントの詳細な明細はありませんが、なんとなくの増減グラフがあります。
これは実際のポイント増減タイミングではなく、アプリを起動させポイント残高を取得したタイミングの増減グラフと思われます。
対応金融機関の多さの違い
さっきはじめて気づいたのですが、マネーフォーワードのほうはAmazonギフト券残高まで反映されています。マネーツリーのほうはありません。
こちらはポイント扱いじゃないからか有効期限が書いてありませんね。預金扱いとなっています。Amazonギフト券の有効期限は10年です。
前述したように対応金融機関はアプリによって違います。マネーフォーワードのほうが圧倒的に提携金融機関が多いです。以下には私が気づいたものを挙げます。全てではありません。
マネーフォーワードのみ対応している金融機関代表
- Amazonギフト券
- LINE Pay
- unico
- ポイントタウン等のポイントサイト
- エディオンポイント
- カテエネポイント
- みずほデビット
マネーツリーのみ対応している金融機関
- SMBCデビット
- アフラック等の保険会社
両方対応していない金融機関
- waon残高(利用履歴は確認できる)
- waonポイント
- LINEポイント
- ビックカメラポイント
マネーツリーのほうはポイントサイトには全く対応していません。ポイントサイトのアカウントをいくつも持ち日々比較し還元率の高みを目指している人には致命的です。
だからといってマネーフォーワードのほうも全てのポイントサイトに対応しているわけではありません。げん玉、ポイントタウン、Gポイントのみです。ハピタス、モッピー、Pex、ドットマネーやポイントタウンはありません。もう少し増えてほしいですね。
マネーフォーワードのほうは生命保険には対応していないようです。一長一短ですね。
家計簿としては…私の理想のものとは違う
ここまではポイントの話になってしまいましたが、私は家計簿アプリとしても利用しています。
もともと紙のタイプで何年か、その後Excelで家計簿をつけていましたが、レシートを書き移す作業が最高にめんどくさいため、なんとかならないかと考えていました。
家計簿を付けている理由は、生活費と個人の資産を分けるためです。パートナーから一定の金額を生活費として貰っているため、使徒を明確にしたい、残高を明らかにしたいという目的がありました。(現時点で4ヶ月分たまっていますが…)
今のところ家計システム構築途中ですが、完成予想図としては、こんな感じです。
買い物のカードをばっちり生活費用と個人用分けてしまえばいいとはじめは思っていたのですが、私には無理でした。だって楽天では楽天カードで買い物したいです。ロハコではヤフージャパンカードで買い物したいです。自分のものだろうが家計のものだろうが。
なので立て替えた金額を銀行口座間で振り替えることにしようと思いました。まだ運用していないので弊害がでるかもしれませんが。(そもそも家計口座のスタート金がいくらか分からない…今家計分はいくらなのとほほ)
ゆくゆくは口座残高を確認すれば家計の残りのお金が分かるようにするつもりです。
現時点で家計簿アプリは、使用金額・用途把握に留まっています。
Excelをやめてマネーフォーワード一括管理を試みたのですが。支払い履歴を家庭用・自分用で分けることができなかった(たとえば楽天カードの使用履歴Aは自分用、Bは家庭用と分けたい)のでExcelはやめられなさそうです。
利用カードを家計と自分用と完璧に分けることができればマネーフォーワードが便利
私には無理ですが、家計用カードと口座を完璧に分けることができれば、マネーフォーワードには選択したカードや口座のみ表示という機能があります。マネーツリーにはありません。
グループ分けしておいて、家計分のみ表示させることが可能です。
グループ名を決めて表示する口座をどんどん選択するだけです。
家計簿アプリは支払い履歴確認用・口座残高確認用として使用
Excelにレシートを書き移す作業は家計簿アプリのお陰で楽になりました。
マネーフォーワードにはcsvファイルダウンロード機能があります(有料会員のみ)。私はこのために有料会員になりました。
マネーツリーの方も有料会員ならこのような機能が使えるらしいのですが、そもそも有料会員のなりかたが分かりません。しかたないのでwebでマネーツリーを開いて、テキストをコピーしなんとなく加工して入力しています。
つまり私の場合、支払い履歴は自分でExcel入力して分析し、ポイントや資産の残高確認は家計簿アプリを利用する。Excel入力は家計簿アプリに助けてもらっている。という使い方になっていますね。
証券会社やiDeCoにも対応
便利だなと思ったのが、証券会社やiDeCoに対応していることです。住宅ローン残高も出るので、もしかしたら金融機関によってはキャッシング残高やリボ残高も出るかもしれません(検証していませんが…)
もしこれからiDeCoやNISAを始めるなら、私なら家計簿アプリ対応証券会社を選びますね。管理が楽です。忘れ去られることがありません。
私は一つ連携していない証券口座があるのですが、いつも忘れ去られています。まぁほったらかし運用のほうが精神消耗しなくていいかなという思いなんですが。そろそろ連携しようかな…。
iDeCoは巷では楽天証券かSBI証券はたまたイオン証券がいいと言われていますが、この3つの中で家計アプリに対応しているのはSBI証券(SBIベネフィットシステムズ)のみです。
生命保険会社の積立型保険や個人年金資産も把握できるといいですね。これは私の入っている保険会社は非対応なので検証できていませんが、もし新しく保険に入るなら家計簿アプリに対応しているところを優先するかもしれません。
どちらがいいかと聞かれれば
どちらがいいのかはもう人によります。たとえばLINE Payカードをメイン使用しているという人はマネーフォーワード一択でしょう。
楽天カードとUFJ銀行しか使ってないしポイントも楽天ポイントとPontaくらいしか貯めてないし買い物は楽天かAmazonっていう人はどちらでもいいと思います(会社の同僚の例)
私のように口座もカードもポイントカードも山のようにある人はマネーフォーワード有料会員か、マネーツリーになると思います。マネーフォーワード無料版だと口座が10個しか連携できないので、足りません。
10個までというと、AmazonのID、楽天のID、ロハコのID、カード、銀行口座、その他ポイント5つまでならいけますね。
個人的には、マネーツリーをメインに、足りない金融機関はマネーフォーワードで補うといった使い方になりそうです。なぜメインがマネーフォーワードでないかというと、有料なのと、アプリの見やすさかもしれません。
マネーフォーワードは機能が多い分、どこになにがあるか分かりにくいです。マネーツリーは機能が少ない分、シンプルで見やすいです。(グラフはマネーフォーワードのほうが見やすいです)
まとめ
連携口座が10個以上ある人はマネーツリー
10個未満の人はマネーフォーワード無料版
ものたりなくなったらマネーフォーワード有料版を検討